フリーケアプログラム(無料保険)は不要

保険
dav_vivi

先日、楽天銀行からフリーケアプログラム(無料保険)の案内が来ました。

何でも、無料で保険に加入することができるお得なご案内とのことです。

一見無料と聞くと加入して損はないと思いますが「タダより高いものはない」ということわざがある通りこの保険はあまりお勧めできないと思います。

その理由を以下で説明しようと思います

①保障内容が微妙

まず、保障内容ですが交通事故などで5日以上入院した場合、入院一時金として30,000円支払われるというものです。

ただよく考えてください、交通事故で5日以上も入院するというのはかなりの大けがの場合でケースとしてはめったに発生しない状況です。

このような状況で30,000円の一時金というのはあることに超したことはありませんが金額としては微妙です。

このような微妙な保険のために申込書に自分の個人情報を記入して保険会社に大事な情報を提供する必要はないと思います。

②保険会社から有償の保険を案内される可能性がある

無料の保険を申し込んだ場合、保険会社には申込者の個人情報が提供されますから保険会社はあの手、この手で有償の保険の提案を行ってくる可能性が高いです。

保険会社は慈善団体ではなく営利を追求する会社なので無料の保険にだけ加入してもらっても何のメリットもありません。つまり、無料保険は有償保険を提案するための撒き餌でこの無料保険の申込で得られた個人情報を使って有償保険の提案をどんどん行ってくるでしょう。

不要な保険を提案されるのは時間がもったいないですし、個人にとって時間の浪費にしかなりません。

③実際に保険金請求可能な状況で請求できるか

これはあらゆる保険にも言うことができますが保険は加入したから終わりではなく、保険適用の状況になって、保険金を請求し入金が完了してその保険の効果をうけることができます。

有償の保険ですらどういった内容で加入しているか明確に答えることができる人が少ない中、無料の保険に入っていることをずっと覚えていられる人はどれほどいるでしょう。

結局、無料だからお得だと思って入ったとしても保険金が支払われる状況になってその保険に入っていたことを記憶していて正しく請求し、入金まで完了しなければ、その保険はまったく意味がありません。

このように無料保険は微妙な保障内容に無料で加入できる代わりに保険会社に重要な個人情報を渡すという割に合わない取引なので加入は不要です。

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