資産1,000万円って聞くとかなりの金額に感じますね。
私も貯金が100万円も無かった時は300万円でも大金だと思っていました。
資産形成をして10何年、なんとか金融資産1,000万円超になって感じたことを今回は記そうと思います。
・特に達成感などはない
1,000万円手元にあれば何かすごいことが起こるのかなぁと思っていましたが実際、達成したところで何か達成感があるかというと別に何も感じませんでした。
目の前に1,000万円の現金があれば少しは現実感があるかもしれませんが今の時代残高を確認するのはスマホの画面上ですし、あまり実感がありません。私の場合、正直、あ、1,000万円超えたんだぐらいの感情しかわかなかったです。
だからといって資産形成が意味のないことだと言うつもりはなくて、ある程度資産形成をしてきたからこそ実感できた経験だと考えています。
・生活水準が上がるわけではない
これもお金がなかった時に考えていたころですが手元にお金が1,000万円ぐらいある家庭は贅沢な生活をしているんだと思い込んでいましたが実際なってみても貯金がなかった時とあまり生活水準は変わっていないというのが実感です。
確かに焼肉など単価高めの外食には以前より気軽に行くことができるようになったかなとは思いますがそれ以外はこれと言って生活の質が向上したということはあまり感じません。買い物をするにしても値札を見て買いますし、セールの時間帯にスーパーに行きます。
結局、生活習慣や考え方はあまり変化がなかったというのが発見でした。
逆の言い方をすれば生活水準が変わらなかったからこそ資産形成ができたのではないかと考えています。生活水準を一旦、上げれば下げるの難しいですし、上げてしまうと資産形成できなかったのかなとも思います。
・物欲が思ったより湧かない
貯金がなかった時代はお金がたくさんあればあれも買えるし、これも買えるのにと考えることがありましたが実際、お金が貯まってくるとそれほどモノが欲しいと思わなくなりました。実際買えるお金が手元にあっても買いたいと思わなくなりました。
この感覚は不思議ですね。
これは私がまだ子育てを完了していないため来るべき教育費を貯めておかなければならないと思っていることも影響しているかもしれません。
重要な出費に備えて不要な支出をしないように意識しているのかもしれません。
あと1,000万円という大金を持っていたとしても資産3,000万以上のアッパーマス層には含まれていませんし、所詮、日本の全世帯の上位20%にも達していないそうなので将来の余裕ある生活のためにはもっと資産形成しなければいけないと感じているのが正直なところです。
資産形成の道のりはまだ長いですが、かといって1,000万円を貯めるということは中々できないことですし、これ自体は自信を持っていいのではないかと感じています。
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