4月29日の18時に不在着信がありました。着信番号は「0120829689」。ネットで番号検索したところ、クレディセゾン恵比寿コールセンターだと分かりました。
クレディセゾンは最近使用しておらず引落とし口座にはほとんどお金は残っていなかったため、引き落としの残高不足になったのではと不安になり折り返し電話することにしました。
数分後待たされてオペレーターに繋がり本人確認のため名前と電話番号を告げたところ、電話の用件はクレディセゾンが業務提携しているライフ・プランナーに現在の加入の保険契約の見直しや節税、節約、貯蓄方法を提案するので都合の良い時間を教えて欲しいというものでした。
素直な人は「なんて親切な会社だ」と感謝し相談に乗ってもらうかもしれません。
ただ私の場合は最近、クレディセゾンと取引がないこと、クレディセゾンは営利企業であること、営利企業が自分の利益に繋がらないことはしないことを理解していたため、その提案を断りました。
オペレーターの声は穏やかな感じでしたが粘り強く時間を取ってもらえないか。今はリモートでも相談に乗れるなどとおっしゃられ、なかなか引き下がりません。
この応答でますます、私に対する親切心だけで電話してきた訳ではないと確信し、はっきり必要ないと断りました。
結局オペレーターの方は諦め電話は切れました。結局相談しなかったためこれ以降の詳細は不明ですが恐らくクレディセゾン側が持っている顧客リストを元に電話をかけて相談を希望した顧客に対してライフプランナーなる者を派遣し、金融商品や保険商品を提案して顧客がその商品を購入した場合、ライフプランナーは成功報酬としてセゾン側からインセンティブを受け取り、販売された金融商品を管理している金融機関からセゾン側に成功報酬が支払われるものだと思われます。
「お客様のため、大事だ資産を安全に運用していただくためにお役に立ちたい」など言ってはいますが結局は顧客の資産額の増減などは関心がなく金融商品を販売することによって得られる手数料が彼らの最大の関心事です。このような手数料目的の業者に相談することは手数料の高いダメな金融商品を販売される可能性が高くなり、私はこの話しを聞くことは百害あって一利なしだと考えます。
企業側も営利企業なので最近の厳しい経済環境下の中、利益を上げていかなければいけないので従来型の貸付業務だけでなく手数料ビジネスなどに手を出さざるを得ない状況にあるのだと思いますが、企業側の事情など個人とは関係がありませんのでこのような勧誘には乗らないようにするのが無難でしょう。
結局、自分の資産を守ることができるのは自分だけで、誰かにアドバイスしてもらって楽に資産を増やそうとすることはそれなりのコストがかかるということを理解しておくことが重要だと感じました。
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