混同していませんか？価格と価値

価格と価値、似たような単語ですがこの二つの意味は違います。

価格とは「物のねうちを金額で表したもの」という意味です。

価値とは「どれくらい大切か、またどれくらい役に立つかという程度」

つまり価格というのモノに付けられた値札のイメージでそれ自体は単なる数字に過ぎず、簡単に変更可能なものです。

一方、価値はそのモノ自体の役立ちの程度を示しておりそのモノ自体が有している特徴になります。

私たちは頻繁にこの２つの意味を混同して買い物をしているケースがあります。

具体例としては「半額でお得だったから買った」、「セールで安かったから買った」という発言がこのようなケースです。

本来、私たちが買い物をするのはそのモノ自体が有用でそのモノ自体に価値があると考えているから買い物をします。決して安いから買っている訳ではありません。

仮に価格が1円でも価値がないものを買ったのであればそれは無駄遣いになります。逆に価格が1,000万円でもそれに見合う価値があるのであればそれは無駄遣いではありません。

このように買い物やモノを購入する時には「価格」と「価値」を混同しないよう感情で判断せず、理性的に考える習慣を付けて無駄遣いを減らしていきましょう。