マイホーム購入は投資です

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日本ではマイホームの保有比率が高いですね。実際私の親世代はほとんど家を持っていました。

家は人生の3大支出の1つでここで失敗すると再起不能になる可能性が非常に高いです。ですので家を購入する際はしっかり検討する必要があります。

①マイホーム購入は投資である

家を購入する際、不動産投資を除いて使用目的は自分たちで住むことを想定しているため投資という観点で考える人は少ないと思います。しかしマイホームの購入は正真正銘の投資になります。なぜなら家を購入することによって賃貸であれば発生するはずであった賃貸料を発生させない(賃貸である場合の賃貸料と家賃収入を相殺できる)という効果が期待できるからです。一方、転勤や転職、離婚などの家族構成の変化で住むことができなくなった場合にこの相殺効果を期待できないという不動産投資でい空室リスクもあります。また将来転売した場合に売却価格の上下による価格変動リスクがあることも認識しておく必要があるでしょう。

つまり用途が自分で使用するか他人に貸して賃料を入手する不動産投資でも実態はどちらも投資であるということを理解しておく必要があります。

②家を購入する際は運用利回りを意識して購入の判断をすることが大事

家を購入する際は理想の間取り、住宅周辺のお店事情、子育て環境などに目が行きがちで購入価格についてあまりこだわらなくなりがち(当初の予算額よりオーバーしがち)ですが、数千万円の買い物となるためここは欲しいという感情とは別に理性的に考える必要があります。

そのためには購入しようと検討している家を賃貸に出した場合どれくらいの賃料が期待できるか、その賃料は運用利回りで考えるとどれくらいかということを計算することが一つの判断材料となります。

例えば

①住宅 5,500万円 賃料 20万円/月

②住宅 4,500万円 賃料 17万円/月

③住宅 3,500万円 賃料 14万円/円

の3つがあった場合、

①の利回りは 20万円×12か月÷5,500万円=4.36%となります。

同様に計算して②は4.53%、③は4.8%となり③>②>①の順で

③が一番条件が良いという結論になります。

ただし、家の購入後は修繕費、メンテナンス費用、固定資産税がなどを支払う必要があるため運用利回りはこれより低くなります。

ですので③よりも高い運用利回りを期待できる他の投資方法を知っているのであればそちらに投資した方が良いですし、③が運用できるもっとも高い利回りであると考えるのであれば購入した方が良いと言えるでしょう。

ただこの観点はあくまでも投資面で判断した場合ですので投資面で①が最も劣るとしてもそれを理解したうえでも①に住みたいという感情が勝るのであれば①を購入する人もいるでしょう。

このように自宅の購入というのは自分が住み、使用するという点で株式や債券投資とは別の側面があるため中々、合理的に判断することが難しい買い物ですね。

参考資料

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