参考資料
子供が生まれたら小学校から受験させて有名私立小学校に入学させ、家庭教師を付けたり予備校に通わせて高偏差値の進学校に進学させる、さらにそこで受験テクニックを学習し、受験勉強をさせれば一流大学に入学することができる可能性が高いです。
一流大学に入学できれば有名、大手企業に就職できる可能性が高くなることは事実で学歴が高いことが有利であることは間違いないと思います。
そして大手企業に入社したらあとは定年までその会社で働き続けるというスタイルが日本の従来のスタイルでした。
私の親世代もそれが幸せと信じていましたし、私自身も10年以上前の就職活動時代はそう考えていました。
しかしこの10数年でこのような価値観はだいぶ変化してきました。公務員や一部の規制業種以外は国家間のグローバルな競争に晒されています。消費者側とすればグローバルに競争が行われてより良いサービスが受けられる点はメリットですが競争を強いられる企業、そこに所属する労働者は大変です。特に近年の日系企業は最先端を行くアメリカ企業に市場を寡占され従来得意だったモノづくりは成長著しいアジア企業に猛追され、ある部分では完全に抜かれています。
このような状況では日系企業も従来型の年功序列、終身雇用制度を維持することができず、次々と事業売却や従業員のリストラを実施しています。
このような日本の環境下で一流大学を卒業して有名企業に入社すれば一生安泰というスタイルは崩壊し始めており今後もこの流れは変わらないと思います。
時代の流れが昔より格段に早くなり、企業寿命が30年といわれていた時代からさらにこの寿命は短くなっていいくと予想されます。
そうなると一つの会社に定年まで居続けることは難しくなります。
そのため私たちサラリーマンは自分たちの身を守るために社内だけで通用するスキルを高めるのではなく他社に転職した場合でも通用するスキル(英語、プレゼンテーション、プログラミング)などを高めておくことが重要になります。
また副業を含む収入源の分散化も必要です。
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