経済的自由への道は世界のお金の授業が教えてくれる 人生の選択肢が広がるパーソナルファイナンスの教科書

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「お金についてあまり学ぶことなくおとなになってしまったあなたへ」というコンセプトに書かれた本が今回の本になります。本著はお金の知識がない人でもわかりやすい言葉で書かれえた読みやすい本でした。個人的に印象に残った部分を中心に説明していこうと思います。

①日本は「お金の話はタブー」の文化はいますぐ捨てるべき

人生を楽しく過ごす上でお金は必要な要素であることは間違いありません。しかし学校ではお金の使い方や税金、借金、保険の話など金融に関する教育カリキュラムはほとんんど行われていないというのが私の感想です。実際私も、学校でこのような教育を受けた記憶はありません。学校で行われないためこれらの教育は各家庭での価値観に大きく依存します。しかし多くの日本家庭においてはお金の話をするのは汚い、みっともないという文化が根強くあると感じます。そのため多くの日本人は学校を卒業して自分で働くようになってからこのようなお金の課題に直面します。しかし学校でも家庭でもお金に関する教育を受けてこなかった人はお金に関する知識がほぼない状態のまま社会に放り出されてしまいます。そのためリボ払いや消費者金融、住宅ローンなど十分な知識を持たないで利用し月々の返済に苦しんでしまう人もいます。こういった事態を避けるために私は日本でもお金に関する教育は学生時代に教えるべき、可能であれば学校の教育カリキュラムに取り入れるべきだと感じました。この本では海外の学校での金融教育の実態について記述もありますが海外では借金の恐ろしさや保険の種類などを説明するカリキュラムがあり学生時代からパーソナルファイナンス知識を養成する授業があるというのが書かれており日本とは全く違うと感じました。

②パーソナルファイナンスについての知識を一通り学べる

本著はパーソナルファイナンスの知識がほとんんどない初心者でも理解しやすいように保険、投資、税金に関する一般的な内容を網羅的に記載しています。すでにこれらの知識を持っている方には目新しい内容はないかもしれませんが復習という意味合いで一読してみるのも良いと思います。分量も200ページ程度で短時間で読みやすく、それぞれの内容が章立てになっているので興味のあるところから読み進めても良いと思います。私はもう30歳オーバーですが社会人になった時点でこの本に出会っていれば払う必要のない保険料や外貨建保険に入らずに済んで数百万円の出費を抑えることができたのではと後悔しました。少なくとも今現在が一番若い日なのでパーソナルファイナンスに関しては1日も早く勉強した方が良いと感じました。

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