【新NISA】枠の区別って必要?

投資

2024年から新NISAが始まりましたね。私も早速活用しています。新NISAでは成長投資枠と積立投資枠の2つの枠が設定されており、成長投資枠では積立投資枠では購入できない金融商品も購入できるようです。

でもこの枠の区別って必要でしょうか?正直、私は不要だと思っています。なぜなら私はインデックス投資家で成長投資枠でも積立投資枠でもSP500の投資信託を購入するからです。

新NISAを活用する個人投資家の多くはプロの投資家ではありませんし、四季報や有価証券報告書を熟読するような人はほとんどいないといないと思います。私も読みません。

なのでこの枠の区別というのは利用者にとってはあまり意味がないような気がします。ではなぜこの枠の区別があるのでしょうか?個人的にはこの区別は業界側、つまり銀行、証券会社側からの要請なのではないかと考えています。

枠の区別がなければ多くの個人投資家はインデックス投資を中心とした手数料率の低い金融商品を選択すると予測されます。しかしこれだと銀行や証券会社は儲けを多く出すことができません。

そのため積立投資枠とは別の枠を設定し、手数料率の高いアクティブ投資を中心とした金融商品に誘導しやすくしているのではないでしょうか?

過去の実績からインデックス投資に勝ち続けるアクティブ投資の金融商品は少ないですし、手数料率の高いアクティブ投資はインデックス投資に対して手数料負けしやすいです。

私のような投資初心者の方は枠の区別など意識せず、成長投資枠、積立投資枠ともインデックス投資の金融商品を選択した方が最善の選択となると意識しておいた方が良いと思います。

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