友人から自宅プリンタのインクが切れたのでプリンタに合うインク型番についての相談を受けました。早速、型番を調べて相場を調べたところ、カートリッジ一式でなんと8,000円!!!
プリンタビジネスはプリンタ本体を安く売って替えのインクで利益を回収するビジネスと知っていましたが予想以上に高くて驚きました。
資産形成する際に頭に入れておく必要があるのは以下の式です。
(収入-支出)×投資額×年間利回り
資産を増やすためには
①収入を増やす
②支出を減らす
③投資額を増やす
の3つしかありません。そのため不必要な②は減らさなければいけません。
自宅プリンタはまさに②の妨げになります。その理由は以下です。
①印刷、プリントアウトならコンビニのほうが安価
②インクカートリッジに使用期限ある
③プリンタを置くと管理費用(在庫、スペース)がかかる
①印刷、プリントアウトならコンビニのほうが安価
まず、印刷、プリントアウトするなら今の時代、コンビニでも1枚から簡単に印刷できます。モノクロであれば10円/枚、カラーなら50円/枚で印刷可能です。インク代8,000円分でコンビニで印刷するとモノクロなら800枚、カラーでも160枚印刷ができます。こんな枚数、1年あっても印刷する家庭のほうが少ないような気がします。加えてプリンタ本体の価格を上乗せすると自宅プリンタのコスパが悪いことは一目瞭然ですね。仮に年賀状で100枚以上、印刷する家庭があったとしても今は、印刷業者に頼めば品質も良く安価に対応してくれる業者も多数あるのでそこに頼んだ方が賢いですね。
②インクカートリッジに使用期限ある
これはあまり知られていませんがインクカートリッジには使用期限があります。一般的には6か月ぐらいですが上で示した枚数を6か月間で印刷するでしょうか?普通の家庭だと半年で100枚も印刷しないですよね。また使用期限が6か月以上あるインクカートリッジだとしても定期的に使用しなければヘッドクリーニングと言ってクリーニング動作が発生します。このクリーニング動作ではインクを使用しています。ですのでクリーニング動作でさらに印刷できる枚数は減少します。せっかく高いインクカートリッジを買って印刷してもいないのにインクが減るのは困りますよね。
③プリンタを置くと管理費用(在庫、スペース)がかかる
忘れがちですが自宅にプリンタを設置すると管理費用が発生します。例えば印刷するためのコピー用紙を予め準備する必要があります。1枚しか印刷しなくても数百枚単位で購入が必要ですし、コピー用紙が劣化しないように気にしなければいけません。またプリンタやコピー用紙を置いておくスペースが自宅内に必要です。このスペースはプリンタを使用していない時でも必要です。プリンタやコピー用紙がなければ他のことにこのスペースが使用できます。
このように現代社会では自宅にプリンタを置くこと自体、コスパが悪いです。どうすれば自分にとってより良く生活ができるか自分の頭で考える必要がありますね。
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